コンカレントエンジニアリング
概要
- 設計プロセスを同時進行に行う(強調工学)
- 逐次処理 → 平行処理
- 開発期間の短縮が可能
- 分野を超えた協調作業が重要
メリット
- 設計の上流から検討を行うことで:
- 設計解の組み合わせの削減
- 設計解空間の均一化(制約を概念に組み込む)
- 致命的な手戻り回避
- 容易に最適設計解が見つかる/コスト削減
- 工程を超えた同一目標の設定でより効率化
- 全体を通して製品価値を上げるため設計段階で何かを考慮すること = Design for X
期待される効果
- リードタイム短縮
- 開発コスト削減
- 品質向上
- 多様な要求への対応 → Design for X
ユニバーサルデザイン vs バリアフリーデザイン(Design for X)
バリアフリーデザイン
- 障害者や高齢者など、身体的に不自由な人が直面する“障壁”を取り除くことを目的とした設計思想。
- 元からある設計にスロープやエレベータなどの構造物を追加する。
- 例:階段しかない建物に車椅子利用者のためのスロープを設置。
ユニバーサルデザイン
- 障害の有無や年齢、国籍などに関わらず多くの人が初めから安全かつ快適に利用できる設計。
- 追加の配慮が不要になる。
- 例:段差のない自動ドアの入口、大きく見やすい案内板、簡単操作の公共トイレなど。
情報伝達
- 定性的から定量的まで幅広い情報を扱う。
- 相互な伝達 = ネットワーク化