怪談 徹夜コネクタ

電源周りのコネクタ、ケーブルは比較的作るのが後回しになることが多いんです。
というのも、それまではテスト段階なので適当に作ったコネクタやその辺から拾ってきた物、または、はんだ直付けなどで適当に動かしているからです。

ではいつ電源コネクタを作るのか?それは基板が完成して、マイコンも動いて、プログラムも完成して、いざ本番環境にロボットを移そう、というときに作ることが多いのです。
そして、本当はよくないですが、大会前などでは往々にして、その瞬間は深夜2時くらいに訪れます。
ロボットが動いたからもう寝ればいいのに、一回だけ、フィールドで動かしてみよう。一回だけ、地面で動くところを見てみよう…

ケーブルを作って電源を入れたとき、今まで元気に動いていたロボットがうんともすんとも言わなくなります。こわいなーこわいなー、と思って何回か電源をカチカチしていると、ロボットの真ん中あたりから「パチッ」っていう音がするんです。やってしまった、と思ったときにはもう遅いわけです。機体から一筋の白い煙がいやーな臭いとともに立ち上り、ロボットを開くとこんがり焼けた基板が出てくるのです。

電源コードは、目が覚めてるときに、必ず自分で、作りましょう。
簡単な仕事だからって、ほかの人に任せてもいけません。電源コネクタだけは、回路の作成者が責任をもって作り、そしてそれだけを使うようにしましょう。


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作成者: 丸山響輝 / 23 / HR・レスキュー

最終更新: 2025年 09/11